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土木部長・2005年入社

Tさん

土木部長・2005年入社

若手にはいつも「僕を困らせるくらい質問してくれ」って言ってますよ

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2005

今年の4月に土木部長に就任されたとのことですが、意識や業務にどのような変化がありましたか?

責任が10倍くらい乗ったのかな、というのは正直感じていますね。プレイヤーとして自分の現場を見るのとは違って、やっぱり全体を取りまとめないといけない立場ですので。我々の仕事って、みんなが同じ場所で同じモノを作っているわけではないんです。必ずバラバラの現場に散らばって、それぞれのモノを作っているので、工程も含めてすべてを完璧に理解するのは手探りな部分もあります。だからこそ、僕自身が何度も現場に足を運んでね、状況をしっかり頭に入れながら、年の上のベテランの方とも若手とも、上手くコミュニケーションを取れるように考えながら動いています。

22年前のご入社当時を振り返って、一番の「壁」だったこと、それをどう乗り越えたか教えてください。

ぶっちゃけた話、入社したての頃は知識が本当にゼロだったので、協力業者さまがとにかく怖かったですよね(笑)。当時は、業者さんからすれば「現場監督なんだからこれくらいできるだろう」という目で見られる時代でもありましたから。できないならできないなりに、自分で事前にめちゃくちゃ勉強して現場に臨むしかなくて、そこに一番時間を費やしました。ただ、今は時代が本当に変わりました。協力業者さんのほうから「ここはこうやるんだよ」って優しく教えてもらえるようになっているので、これから入る人は当時の僕みたいな怖い思いはしないので安心してください。

 若手技術者を育てる上で、部長が特に大切にしている「教え方」や「サポート」とは?

若手からすると、上司にはどうしても声をかけづらいと思うんですよ。なので、現場の邪魔にならない程度に、僕のほうから積極的に声をかけるように心がけています。何気ない会話をきっかけにして、「実はここが分からなくて…」って質問してもらえるような空気を作りたいなと。 あとは、現場の処理のやり方って複数パターンあるので、若手はどれが正解なのか判断がつかないんです。そこをなるべく感情を出さずに、なぜそのやり方なのかを丁寧に繰り返し伝えるようにしています。若手にはいつも「僕を困らせるくらい、じゃんじゃん電話でも何でも質問してくれ」って言ってますよ。同じことを2度3度言わなくてよくなった瞬間をみると、「あ、成長したな」って嬉しくなりますね。

施工管理という仕事の、一番の面白さや「やっててよかった」と思う瞬間を教えてください。

 やっぱり、そこになかったモノを自分たちの手で形にしていく、というのがこの建設業の最大の魅力であり面白さだと思います。現場を進めれば絶対に課題が出てきますけど、それを協力業者さまと一緒に「どう乗り越えるか」を考えて、答えを見つけ出して前に進んでいくプロセスそのものがやりがいですね。 以前、膨大なコンクリートを1日で使う大きな道路工事があったんですが、1ヶ月前から綿密に調整を重ねて、当日手戻りも失敗もなくカチッとハマって出来上がったときは、ものすごい達成感でしたし、自信に繋がりました。最近まで作っていた道路もね、完成した後に近隣の方から「いい道ができたね」ってお声をいただいて。そういう瞬間が、やっぱり1番嬉しいですね。